歯科衛生士になりたいなと考えているけど
歯科衛生士になるには難しいのかな???
就職に困らないって本当?
いままでは女性が多く活躍している職業となっていましたが、近年は性別を問わず男性も歯科衛生士として働いている職業になっています。
今回は・・・
・歯科衛生士とは?
・歯科衛生士の歯科業務について
・歯科衛生士学校
についてお話していきたいと思います。
歯科衛生士について詳しくお話していくね
歯科衛生士とは?
そもそも歯科衛生士とは・・・
歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図る(歯科衛生士法第1条)ことを目的として、人々の歯・口腔の健康づくりをサポートする国家資格の専門職です。
仕事の内容は、次の三つの業務が法律に定められており、それぞれに専門性の高い知識・技術を必要とします。
また専門性の高い知識・技術を必要としているため国家資格になっています。
歯科衛生士3大業務
歯科予防処置
現在、2大口腔疾患は『むし歯』と『歯周病』と言われています。
歯科衛生士は2大疾患を予防するため、原因となる歯垢歯石の除去やフッ素塗布することによってむし歯の発生や進行を防ぎます。
この業務は歯科医師と歯科衛生士以外には許されていない独占業務になってます。
歯科保健指導
患者さん個人に合わせて、ブラッシング指導や食生活指導など、口の中だけでなく全身の健康も同時に改善・維持できるようにサポートしていきます。
歯科診療補助
歯科医師のアシスタント業務・歯科診療補助を行います。
歯科診療補助は法律で規定された行為で、患者さんの口腔内に手を入れて業務ができるのは歯科医師と歯科衛生士にだけになっています。(歯科助手には認められていません。)
国家試験の合格率は?
国家試験の合格率は例年90%以上と言われています。
2024年度(第33回)国家試験の合格率は92.4%でした。
国家試験の合格率高いね!
しっかり勉強したら、合格できそうだね
そうだね!しっかり勉強したら合格できると思うよ!
歯科衛生士の国家試験は相対評価ではなく絶対評価のため、合計220点満点中132点以上と取ると合格になります。
4択のマークシートで6割以上正解すると合格して歯科衛生士の免許が貰えます。
歯科衛生士国家試験は毎年3月の最初の日曜日に実施されます。
毎年7000人以上の受験者がおり、6000人以上が合格します。
試験時間は午前150分、午後150分と別れており合わせて5時間の長い試験になります。
歯科衛生士学校とは?
歯科衛生士は3年制の短期大学と専門学校があります。
多くの人は短期大学や専門学校に通い国家試験受験の資格を得られるようになります。
また学校数はそれほど多くないですが、4年制大学で学ぶこともできます。
4年制大学の場合は、3年制では学べない一般教養を多く学ぶことができたり、社会福祉士・教員免許などが同時に取得できます。
夜間の歯科衛生士学校もあるため、ライフバランスに合わせて通学することが可能です。
歯科衛生士になるための流れ
1年次は座学と校内で模型などを使い実習が行われます。
2年次には相互実習が行われ、後期からは指定された大学病院やクリニックで登院実習が始まります。
3年次は前期まで登院実習後、後期は国家試験に向けて対策授業などが始まります。
12月頃に卒業試験があり、翌年3月に国家試験が行われます。
各学期毎に中間試験・期末試験があります。
また授業によっては毎授業毎に小テストがある場合があります。
なんとなくわかってきた!
学校の授業はどんな感じ?
歯科衛生士科は一般教養の授業もありますが、歯科の専門授業が多く占めています。
全員が同じタイミングで勉強を始めるため、心機一転頑張ることができます!
それは嬉しいな〜
実習も班に分かれて行うため、みんなで協力しながら頑張ったよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
みなさんのお住まいの近くにも歯医者さんはたくさんありますよね?
ほとんどの歯医者さんには歯科衛生士がいて活躍しています。
国家資格である歯科衛生士の資格を持っていれば、就職に困るということはほとんどありません。
私はとても楽しい学校生活でした!
あの頃に戻りたいな・・・笑
参考になれば幸いです!!!
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